量をこなさないと質はわからない -必要な無駄と本当の無駄-
これは、経験則に基づくものです。
「量をこなさないと質はわからない」
誰しも無駄なことはしたくありません。
しかし、その無駄かどうかが判断できないのが本当です。
そのため、質がわかるようになるまで、量をこなすしかありません。
量をこなすということは、もちろん無駄が発生します。
具体的には、論文執筆に関係ない論文も読むことになります。
しかし、これは
必要な無駄 です。
量を読むことで、自分の論文に必要なものかどうかが
判別することができるようになります。
また、最終的には自分の論文には関係なかったとしても、
論文の構成や参考文献の捜索などにも役に立つことが多いです。
一方で、
本当の無駄は、最初から質を求めてうろうろ彷徨う行動
です。
この行動はとにかく時間を浪費してしまいます。
できる限り効率的にとは誰しも思います。
しかし、効率的に物事を進めるには、その準備期間として必要な無駄を積み重ねないといけないのです。
だから、暫くの間は、量を追いましょう。
(つまり、論文をたくさん読むということです)