論文執筆のための実戦的方法

これまで教えてきた論文執筆に必要なことを書いていきます。

集めることと、捨てること

論文を書くために必要な能力は?

と考えてみた場合、

 

集める

 

捨てる

 

この二つに集約されます。

 

論文、資料を集めること

最初の段階ではこれが重要です。

勿論、体力もいりますが、、、

どこにどういう資料があるかという抽斗

もっているかどうかにも関わってきます。

他にも、情報を集めるための人的ネットワークなども同じです。

 

一方で、捨てることは、

取捨選択して、必要なものを残す作業

です。

 

これは、集めるよりも高い能力が必要です。

何せ、捨てるためには合理的な理由がいります。

単純に引用に使えるかどうか、というだけではありません。

 

文章を書いていくにしたがって、テーマを絞っていかないといけませんが、

これも同様に「ここの分野は●●の理由で、今回には関係ないから」と理由をつけて

絞る必要があります。

 

つまり、合理的に捨てる技術が必要なのです。

 

実際の執筆については、非常にテクニカルな技術なものです。

ここでの良し悪しよりも、

 

「集めることと、捨てること」

この技術が何よりもよい論文を書くには大切なことです。