論文執筆のための実戦的方法

これまで教えてきた論文執筆に必要なことを書いていきます。

定性と定量 

演繹法帰納法について書いたので、

ついでに、定性と定量にも触れてみましょう。

 

これは、

   定性でなければならない

とか、

   定量でなければならない

 

ということは一切ありません

 

定性でしか書けないこともあれば、

定量でしかできないこともある

 

ただ、それだけのことです。

 

ただし、定性と定量ではメリット・デメリットがあります。

 

定性

<メリット>

特に文章を書くだけなので、特殊な技術は必要なし

<デメリット>

文章だけで、すべてを構成しなければなりませんので、文章力が問われます。

 

定量

<メリット>

 方程式にあてはめて、スパッと結果がでてくるので、楽といったら楽

<デメリット>

当然、統計知識はいるし、専用ソフトを使いこなさないといけないので、

ちょっと面倒。

 

じゃあ、どちらが難しいかといえば、

明らかに定性だけで論文を書く方が難しいです。

 

なので、できれば定量となるように設計できるとよいですが、

定性でしかできないものもあります。

 

その場合には、文章構成で四苦八苦すると思うので、覚悟しておきましょう。