論文執筆のための実戦的方法

これまで教えてきた論文執筆に必要なことを書いていきます。

打ち込みマシーンになりましょう -ブラインドタッチができないと大変です-

ペンをもって論文を読んだら,

次の作業は、打ち込みです。

 

やることは簡単です。


論文を読んだときに目印を付けた文章を

ひたすらパソコンに打ち込んでいくだけの作業

 

です。

 

ワードでもメモ帳でもよいので、とにかく打ち込んで文章にするのです。

 

ここで、気をつけないといけないこと

 

文章を打ち込んだら、

 

何ページに書いてあるかも一緒に記載すること

 

面倒ですが、これをやっておくと実際の執筆作業でだいぶ楽になります。

 

 

論文を読み進めていけばわかると思いますが、先行研究には、本文中か註に

(●●(2017),12p)

といった記載があるはずです。

 

これは、●●さんの2017年の論文の12ページに記載されていましたよという印です。

論文で引用する場合には、絶対に出典元の明示することが必要です。

よって、引用元が漏れないように最初に記載しておくのです。


これをやっていないと、引用したのはどこに書いてあったかなぁ?と、論文をそのためだけに読み返すことになります。はっきりいって時間の無駄です。

 

なので、最初にやっておくのです。

 

この作業は面倒で地道な作業とはなりますが、この積み重ねが後々効いてきますので、
しっかりと行ってください。