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論文執筆のための実戦的方法

これまで教えてきた論文執筆に必要なことを書いていきます。

論文を読みか読まないかを決める要素

ある日、先生(もちろん教授です)と話をしていたところで、

論文の話になりました。

 

その先生曰く、

その論文を読むか読まないかは、

     1分以内に決められる、というのです。

 

つまりは、その時間でその論文の価値がだいたいわかるということです。

そのポイントは、流石に教授らしく、非常に的を得ていました。

 

ポイントは3つ

 

1. タイトル

  タイトルでテーマが絞り切れているかどうか

  タイトルは副題も含めて評価するのですが、内容が絞り切れているかどうかで

  大凡判断ができるのです。

  タイトルは、極論いえば論文の一番短い要約ですから、そこが適切に表現できてい

  ないということは、論文の本編は期待できない、ということです。

 

2. 参考文献

  タイトルをクリアすると、参考文献の一覧を見ます。

  これは何を見ているかというと、論文を書いた人の研究度合いを見ているわけで

  す。ちゃんと研究した上で論文を書いているかどうかです。

  たとえば、その分野の研究に絶対外せない論文が参考文献の中にないならば、十分

  に研究されていないということを暗に証明しているわけですから、読む価値はあり

  ません。

  参考文献なんて最後にちょろっとついているものとも思われますが、実はかなり重

  要なのです。

 

3. 論旨

  論旨もしくは要約です。

  タイトル、参考文献をクリアして、最後のハードルです。

  ここでは何かといえば、どういう方法論でどういう結果を導き出しているか、とい

  うことです。

  いくらタイトルが良くても、ちゃんと参考文献が整っていても、結果の導き出し方

  がおかしければ、意味がありません。

 

つまりは、論文を読む前に大体評価ができてしまうのですね。